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【満田研究室ブログ】

佛教大学社会学部満田久義研究室通信

【エボラ出血熱、パンデミックの可能性】

【エボラ出血熱、パンデミックの可能性】
エボラ出血熱は、西アフリカでのアウトブレイク(爆発感染)を超え、世界的な感染拡大であるパンデミックの様相を呈してきた。各報道機関によると、

『西アフリカで広がるエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は、12月の初めには1週間当たりの新たな感染者数が、現在の10倍に当たる1万人に急増するおそれもあると警告し、国際社会に対策を急ぐよう求めました。

WHOは、14日、これまでにエボラ出血熱やその疑いによる死者が、西アフリカのリベリアやシエラレオネなどを中心に4400人を超えたと発表し、死者の数は先月初めに2000人を超えたあと、このひとつきで倍増しました。また、感染者の数も、このひとつきで倍以上増えて8900人を超えたと発表し、新たに感染する人が急増しています。

有効な対策が講じられない場合、現在、1週間当たりの新たな感染者数1000人程度が、12月の初めには10倍に当たる1万人に急増するおそれもあると警告しています。』

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  1. 2014/10/15(水) 21:30:48|
  2. エボラ出血熱

【エイズハイウェイの警告】

【エイズ・ハイウェイの警告】

かって、エイズの拡大とアフリカを横断する「キンシャサ・ハイウェイ」との関連を調べたことがある。人間が開発の名のもと、本来アンタッチャブルな原生の熱帯雨林を蹂躙したとき、人間の行動範囲の拡大と感染症エイズの拡大とが一致していたことに興味を持った(同ハイウェイは、別名「エイズ・ハイウェイ」と呼ばれている)。開発が病原体の拡散につながることは、容易に理解できる。しかし、その本質は、『ホット・ゾーン』の著者が警世していることにあると思う。以下の文章をご一読いただきたい。

そして、コーランの以下の一節もよく理解していただきたい。

「大空がばらばらに崩れ落ちて来る(天罰)ところを見ても、彼らは「あれ、随分雲が重なった」などと言うにすぎない。」
(『山』メッカ啓示、全49節、コーラン:井筒俊彦訳、岩波文庫)

現在の人類が抱えるグローバルな環境問題に通底する本質は、「自然生態系の度重なる警告を無視し続けることへの最後通告」のようにも思われる。

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リチャード・プレストン『ホット・ゾーンー「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々』2014年 飛鳥新社 451-452頁
(1995年刊の復刻版)
エイズハイウェイ①縮小
エイズハイウェイ②縮小
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  1. 2014/10/11(土) 16:40:51|
  2. エボラ出血熱

【エボラ出血熱は現代のペストとなるのか】

【エボラ出血熱は現代のペストとなるのか】
エボラ ホット・ゾーン


★ 【第一報】 ロイター電は 【エボラ熱「上陸」確率、フランス75%・英国は50%】と報道

[ロンドン 5日 ロイター] - 米ノースイースタン大学のAlex Vespignani教授率いる研究チームは、エボラ出血熱の感染パターンや航空データなどを基に、エボラ熱が10月24日までにフランスに上陸する確率が75%に上るとの予想を発表した。それによると、10月24日までにエボラ熱が到達する確率は、フランスが75%、英国が50%、ベルギーが40%となり、スペインとスイスは14%だった。

エボラ熱の感染が最も深刻なギニア、シエラレオネ、リベリアにフランス語話者がいることや、フランスへの航空ルートが多いことなどから同国への感染拡大の確率が特に高いという。この数字は航空交通が100%稼働したとの想定で算出されている。現在、多くの航空会社が感染地域への運航を停止しているが、稼働率が8割減少した場合でも、フランスの感染確率は25%、英国が15%だという。
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★ 【第二報】 CNNは、アフリカ以外でエボラ出血熱が初めて感染と報道
スペインのマト保健相は6日、同国の病院でエボラ出血熱の患者を担当した看護助手の女性が、エボラ熱に感染していたことを明らかにした。アフリカ以外で感染したのが確認されたのはこれが初めてとされる。
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★ 【第三報】 毎日新聞は、【インド:エボラ出血熱疑い 日本人女性旅行者を隔離】と報道
 2014年10月07日 21時09分
 【ニューデリー金子淳】インド紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)は6日、インド北東部マニプール州で旅行中の日本人女性(27)がエボラ出血熱の疑いがあるとして、現地の病院で隔離されたと報じた。血液検査で感染の有無を確認するが、病院関係者は同紙に「今のところエボラ熱の症状はない。検査結果が陰性ならば隔離は解除される」と話しているという。 ⇒彼女はエボラ出血熱ではないことが判明。
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★ 【第四報】アメリカで初 “エボラ出血熱”感染患者が死亡
CNN 10月9日(木)10時32分

アメリカで初めてエボラ出血熱の感染が確認されたリベリア人の男性が死亡。また、この男性の滞在先を訪れた警察官が新たに感染した可能性があることが明らかになりました。死亡したのは、テキサス州ダラスの病院に隔離され、危篤状態が続いていたトーマス・ダンカンさん(42)。アメリカでエボラ出血熱による死者が出たのは初めてです。さらに、ダンカンさんのアパートを訪れた警察官が発熱などの症状を訴え、エボラ熱に感染した可能性があることが分かりました。

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  1. 2014/10/05(日) 23:04:25|
  2. エボラ出血熱

エボラ出血熱: WHOが緊急事態宣言

【エボラ出血熱:WHOが緊急事態宣言】


『世界保健機関(WHO)は、ジュネーブで8日、緊急の委員会を開き、西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態である」と宣言しました。

エボラ出血熱はことし3月以降、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国を中心に過去最大の規模で患者が増え続けていて、これまでに932人が死亡しています。記者会見したWHOのチャン事務局長は「今回の流行はエボラウイルスの40年近い歴史の中で最も大きく、最も深刻だ」と述べました。

【2014 West Africa Ebola Outbreak】 by 米国疾病対策センター(United States Centers for Disease Control and Prevention=CDC)






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  1. 2014/08/10(日) 18:22:15|
  2. エボラ出血熱

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プロフィール

佛教大学社会学部満田研究室

Author:佛教大学社会学部満田研究室
【本ブログの休止と新ブログ『マラリア通信(仮称)』のお知らせ】
満田研究室ブログは、2009年満田教授の海外研修の時、満田ゼミ生との情報交流のために開設された海外通信ブログ。インドネシアのマラリア制圧に関する情報からエコツアー、原発、感染症パンデミックなどのホットな話題をブログ形式でお送りしてきました。
満田教授は、2009年4月から半年間のドイツ・オスナブリュック大学日本研究所とイ ンドネシア国立マタラム大学医学部での海外研修から帰国。さらに10月から3月までの京都大学大学院経済学研究科での研究員生活を終え、2010年4月からは佛教大学社会学部公共政策学科教授に復職しました。
2011年からはマラリア制圧のために、セレベス、パプア、アロール島などでマラリア医療支援活動を継続。また、エクアドルのアマゾンジャングルにある世界で最も生物多様性が高いヤスニ国立公園の自然保護活動や、ベトナム政府および国連機関とのベトナム農村での持続可能な観光に関する共同研究も実施しました。
2013年12月からセレベス島北端のバンカ島で中国企業による鉄鉱石開発からジュゴンを守る国際NPO[ジュゴン環太平洋ネットワーク]の創設準備。沖縄辺野古沖のジュゴンに関する基本情報を収集し、ジュゴン保護に関する研究を実施しました。
2019年3月、佛教大学社会学部を定年退職(同大学名誉教授)。 9月からインドネシア国立マタラム大学医学部客員教授として、ロンボク島でのマラリア撲滅のための社会貢献活動に尽力する予定です。

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