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【満田研究室ブログ】

佛教大学社会学部満田久義研究室通信

【国際司法裁の調査捕鯨中止判決に対する海外からの反応】

【国際司法裁の調査捕鯨中止判決に対する海外からの反応】

「環境と地域」の【連休課題リポート】の関連資料です。
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【Reviews Analysis】
AFP:"Japan cancels next Antarctic whaling hunt after ICJ ruling April 3, 2014"


上記AFP通信の「日本の南極海での捕鯨中止命令」記事に対する欧米の代表的コメント(feedback)について列記する。

①方法:同AFP記事が配信されてから寄せられた210コメント(4月28日現在)から、反響が多かった「いいよ(YES)」マーク10以上のコメントを選択した。
②コメント解説と総括は後日に予定?

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■Tomnysons YES 24 NO 2
科学調査の実態にたいする疑問と提案:
実際に、日本調査捕鯨団体が公刊した科学的資料や出版物はあるのか。この科学調査グループの本拠地は? 調査捕鯨が科学的に何に寄与するのか具体的に示す必要がある?その目的は、食産業や化学産業の振興、骨や歯の利用、医学的利用、サプリメント、病気への治療活用なのか明らかにすべきだ。世界への発信努力が必要だ。

⇒コメントへの反応 (replies 7):
◆「調査捕鯨」は口先だけの偽装で、実際は「商業捕鯨」だろう。
◆出版物といえば料理本だけじゃないか(皮肉)。

■Melody  YES 13 NO 3
日本の伝統をストップしてでも、今回の正しい決定をした日本政府に感謝の意。捕鯨産業は多くの観点から誤りであり、もう、止めるときが来た。日本の伝統と呼ばれているクジラ食文化は、海の生態系(エコシステム)にとって重要な位置をしめる偉大なクジラに対してなされてきた非人道的な行為。
アメリカにおけるイルカの殺戮も欧州のマグロ漁もストップし、地球の大半を占める海洋の生態系に対して悪影響を及ぼしている産業を全面的に見直す時期がきた。各国から「捕鯨は科学的には間違っている」と指摘されていたにも関わらず、日本政府は無視。今回の国連司法裁判所の命令に従って、日本政府は、全面的な捕鯨の中止を願う。世界中が引き続き日本に圧力を加え、日本を監視する。
⇒Replies (3)
◆ 今回の国際司法裁判所の命令の効力が及ぶのは南氷洋だけ。北太平洋では捕鯨が継続されるだろう、日本の捕鯨そのものが完全に中止・解決されたわけではない。

■JD YES 15 NO 0
この中止というのが本当なのかどうか、実際に実行されてみないと分からない。

■ Jim YES 11 NO 6
というか、じゃあ、北太平洋では捕鯨を続けるっていうこと? 捕鯨継続のためならば、偽装やウソばっかりで気分悪い。

■ DP YES 10 NO 4
日本は欲しいものを手にいれるためには事実を歪める、第二次世界大戦でやったことと同じだよ。

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■Warrior 8029 YES 31 NO 2
伝統文化を捕鯨擁護の理由にすることにたいする皮肉:
仮に日本の伝統文化ということが擁護のキーになるのだとしたら、イヌイットやインドネシアなど他の地域で行われている伝統的捕鯨法=原始的な木製のボートと人力のモリと簡易なロープだけで捕鯨すればいい。かって日本の先祖は、捕鯨の際に科学的なレーダーやソナーなど近代科学機器を使っていなかっただろう。日本人は、伝統文化の意味を誤用している。

■Nick YES 16 NO 1
「クジラの肉は主要な食料源であり、科学的事実にもとづいてそれを利用するという日本政府の立場に変わりはない」と言明している。(林農林水産省談@記者会見)
1)捕鯨は科学調査が目的であると長年言っていたのに、今になって、クジラの肉は主要な食料源であるといっている 2)科学的事実にもとづいてそれを利用するとは、単なる言い訳に過ぎない。苦し紛れの言い訳にしても論拠がぶれすぎている。
⇒Collapse Replies (4)
・ 日本文化に対する偏見意見の数々。

■DodoMentek YES 16 NO 2
日本のスーパーマーケットに行ってみなよ、あらゆる種類のクジラ加工品があるよ(生肉、乾燥もの、マリネ、缶詰など)。科学調査なんてありもしないまやかしだ。純粋に金儲けの商業捕鯨だ。
⇒Replies (5)
◆日本文化に対する偏見意見(クジラ鮨。クジラタコスを食べるのかい?)

■Benny Hill YES 17 NO 1
日本は確かにクジラに関する調査をやっているんだよ! 実際に行っているのは、どの部位の肉がいちばん美味しいかってね(皮肉)。

■JAMES YES 18 NO 3
今回の捕鯨への規制は本当にすばらしい。最終的な全面捕鯨禁止が実行されることを信じている。実際に捕獲され、殺され、缶詰にされ、陳列棚に並んだところを見たことがあるかい? しかもわずか2時間足らずで(皮肉?)。

■Frank YES 12 NO 2
記事写真にある“調査船”上で捕獲されたクジラをさばいている連中が、調査に従事する科学者に見えるかい?博士号を持っているのか?(皮肉)

■Claire YES 13 NO 3
記事に掲載されている写真を見てるだけで、吐き気がする。

■ Scottb YES 12 NO 1
そもそも、クジラの肉ってほんとに必要なわけ?
⇒Replies (8)
◆そもそも肉食ってほんとに必要なの? ベーガン(究極のベジタリアン)だったら要らないはず。
◆ほかの肉食とクジラ肉食を一緒にしてはいけない、ちゃんと事実を認識すべき。赤字の調査数値(減少傾向)を参照すべき。

■Kathy YES 19 NO 3
捕鯨は日本の主な産業ではない。むしろ、あんなに高額なマグロの方が好まれて食されている。いまさら、なぜ捕鯨を継続する必要があるのか? 
⇒Replies (9)
◆鮨屋や居酒屋などで隠れて出してるんじゃないか。
◆日本に行ったときに食べておいしかったし、お土産にも持って帰った。
◆日本人は世界一の人種差別国だ!
◆⇒ 本当の日本を知らないで、日本のことを罵倒するコメントが多くみられるのはとても残念。とくにアメリカ人に多いように思う。

■Jeffrey YES 20 NO 3
科学的な目的での捕鯨など、史上最笑の真っ赤なウソだ。そもそも、国際司法裁判所は、なぜ、捕鯨中止規制にこんなにも時間がかかったのか? これで実際に何が変わる(捕鯨がなくなる?)。 長い日本の伝統文化だって? 確かに、そういえば、間違っているようにも聞こえないし、各民族の独自文化は尊重すべきと言えば、捕鯨禁止の判断はあいまいになる(皮肉)。
⇒Replies (6)
◆なぜ捕鯨だけが取りざたされて、ネイティブアメリカンのオルカ漁や、アフリカのライオン狩り、モンタナのヘラジカ狩りはOKなのか? いったい誰がルールを決めてるのか知りたい。
◆クジラが大きい生き物だからというだけで禁止するのはおかしい。持続可能な範囲で一定の捕獲量を定めることは大事なのではないか。
◆事実関係の正確な認識をしてから意見を述べたほうがよい。ライオン狩りは禁止されているし、ほかについても同様、調べてから発言すべき。クジラにしてもライオンにしても、エコシステムの維持のために保護が必要。生態系の食物連鎖の頂点にいる生物に対しては、エコの観点から保全を考える。

■John YES 15 NO 3
種の別に関わらず知的高等生物は尊重され、丁寧に扱われるべきだと信じる人々にとって、今回の規制は、偉大な勝利だ。クジラ類(クジラ・イルカ)は、地球上で最も知的な生物であり、クジラ類を殺すことは、まるでもう一つの種類の人間を殺すことに等しい。
Replies (9)
◆どの生物が知的かということについてのけんけんがくがく。クジラが知的高等生物だと立証する科学はあるのか?

■Stephen YES 10 NO 3
絶滅危惧品種について:
日本が捕獲しているクジラは「絶滅の危機に瀕しているわけではないから捕鯨してもOK」と言っているすべての連中は、意見を見直した方がいい。レッドブック的な絶滅危惧品種リストに載らないように生物種を保全する一番のやり方は、そもそも絶滅寸前まで追い込むような乱獲をしなければいい。クジラと共生できるアイディアもあるってこと考えてみよう。
⇒Replies (5)
◆現在も捕鯨を継続している日本だけではなく、過去に捕鯨をして乱獲したすべての産業国(アメリカ、イギリス、ノルウェー、ドイツ、ロシアなど)にも多大な責任がある。

■AC Pilot YES 34 NO 2
この規制によって、日本政府は捕鯨を中止する道を得たし、メンツも立つはず。状況が改善することを願う。

■Linda YES 15 NO 2
結果がどう出ようと、とりあえずは「よかった!」。イルカの殺戮もやめるよう日本を説得できれば、まさにwin-win。

■ Arthur YES 12 NO 2
国際的に主流な見解・意向に賛同した日本に賛辞。クジラを自由に!

■ 1K YDS YES 39 NO 5
ようやく21世紀の日本へようこそ、まあそもそも100年は遅れてるけどね。

■Assurance YES 13 NO 5
最高だ! クジラ戦争に、乾杯!(皮肉)

■Viktoria YES 13 NO 1
今日はいい日だった!
Today was a good day!

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■ chris  YES 22 NO 7
ポール・ワトソン大尉は、クジラを守ろうというその熱意のあまり、船から転落するかもしれないが,今回の規制にかんする彼の貢献についてはもっと認識されるべきだ。彼は、クジラへの愛よりもむしろ、日本の漁師への敵意が彼の気持ちを焚き付けているだろう。
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******つづく******


  1. 2014/04/29(火) 11:30:19|
  2. 海洋哺乳類との共生への道

【THE COVE】人知れず、イルカの虐殺が行われた入江。

国際ドキュメンタリー 【THE COVE】
ー 人知れずイルカ虐殺が行われた血染めの入江 ー


THE COVE 1縮小

THE COVE 2縮小
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  1. 2014/04/25(金) 09:31:52|
  2. 海洋哺乳類との共生への道
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プロフィール

佛教大学社会学部満田研究室

Author:佛教大学社会学部満田研究室
【本ブログの休止と新ブログ『マラリア通信(仮称)』のお知らせ】
満田研究室ブログは、2009年満田教授の海外研修の時、満田ゼミ生との情報交流のために開設された海外通信ブログ。インドネシアのマラリア制圧に関する情報からエコツアー、原発、感染症パンデミックなどのホットな話題をブログ形式でお送りしてきました。
満田教授は、2009年4月から半年間のドイツ・オスナブリュック大学日本研究所とイ ンドネシア国立マタラム大学医学部での海外研修から帰国。さらに10月から3月までの京都大学大学院経済学研究科での研究員生活を終え、2010年4月からは佛教大学社会学部公共政策学科教授に復職しました。
2011年からはマラリア制圧のために、セレベス、パプア、アロール島などでマラリア医療支援活動を継続。また、エクアドルのアマゾンジャングルにある世界で最も生物多様性が高いヤスニ国立公園の自然保護活動や、ベトナム政府および国連機関とのベトナム農村での持続可能な観光に関する共同研究も実施しました。
2013年12月からセレベス島北端のバンカ島で中国企業による鉄鉱石開発からジュゴンを守る国際NPO[ジュゴン環太平洋ネットワーク]の創設準備。沖縄辺野古沖のジュゴンに関する基本情報を収集し、ジュゴン保護に関する研究を実施しました。
2019年3月、佛教大学社会学部を定年退職(同大学名誉教授)。 9月からインドネシア国立マタラム大学医学部客員教授として、ロンボク島でのマラリア撲滅のための社会貢献活動に尽力する予定です。

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