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【満田研究室ブログ】

佛教大学社会学部満田久義研究室通信

【グローバルな”共有地の悲劇”】

【グローバルな”共有地の悲劇”】

【BBC News March 30, 2014のサメ虐待記事の要約】
全世界のサメ数が減少し、その4分の1の種は、絶滅の危機に瀕しているといわれています。。このような状況にもかかわらず、環境保全を標ぼうする西オーストラリア州で、相次ぐサメによる犠牲(ここ3年間で7件の死亡事故)を受けて、同州政府は海水浴客やサーファーを保護する措置として、サメの駆除作戦を決行しました。これに対し、西オーストラリア大学をはじめとする科学者達による反対署名は100名以上に。今回のサメ駆除作戦は、非科学的で、環境への悪影響を示唆しています。また、駆除されたサメが実際に攻撃したと考えられるホホジロザメではなかったことも問題視されている。
アホなサメ駆除2

オーストラリア政府もアホなことをしています。

BBCニュースによると、西オーストラリアでサメ(ホホジロザメ?)がサーファーを襲い殺したから、
サメ駆除のために200++頭のサメを間引いたそうです?いまどき、映画「ジョーズ」の発想かと、あきれます。

西オーストラリア沿岸には、何十万、何百万ものサメが生息している。実際の生息数はわかっていない程。
見せしめに200頭殺しても、ムダ・無意味、無知!
しかも人間を襲う「ホホジロザメ」はいなかったらしい!!
「残酷な見世物」【あだ討ち】で復讐したと考えるなら、オーストラリア人にグローバルな環境意識は皆無。
まずは、自然環境のことをよく知るべきだ。

アホなサーファーが危険地域に入らなければ問題は起こらない。
サーファーは「安全な水族館」でサーフィンすればよいのだ!

世の中、「人間中心主義」のおかしな現象で満ちています。
人間のエゴ、傲慢以外の何物でもなさそう。

追記。フィリピンで中国漁船が「絶滅危惧種のアオウミガメ」を捕獲したとの報道もありました。
世界中でアオウミガメの生息環境を改善しようとしているのに。。。

中国船員はどの程度の環境意識を持っているのか?
「グローバルな環境意識」はあるのか疑念を持つ。

「早い者勝ち。公海の資源は、搾取できるうちに取らなければ、損!」
と考えたら、地球海洋の共有財産(コモンズ)は瞬く間に枯渇します。
「グローバルな共有地の悲劇」が現実に!

地球の7割を占める海洋は”人類共有な財産(コモンズ)”。
その利用の基本ルールは”共有地の悲劇”を考えることに尽きる。
コモンズの悲劇
『面白くてよくわかる!エコロジー』45頁

G.ハーディン
『環境社会学への招待』17頁
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  1. 2014/05/12(月) 02:14:59|
  2. 海洋哺乳類との共生への道

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プロフィール

佛教大学社会学部満田研究室

Author:佛教大学社会学部満田研究室
【本ブログの休止と新ブログ『マラリア通信(仮称)』のお知らせ】
満田研究室ブログは、2009年満田教授の海外研修の時、満田ゼミ生との情報交流のために開設された海外通信ブログ。インドネシアのマラリア制圧に関する情報からエコツアー、原発、感染症パンデミックなどのホットな話題をブログ形式でお送りしてきました。
満田教授は、2009年4月から半年間のドイツ・オスナブリュック大学日本研究所とイ ンドネシア国立マタラム大学医学部での海外研修から帰国。さらに10月から3月までの京都大学大学院経済学研究科での研究員生活を終え、2010年4月からは佛教大学社会学部公共政策学科教授に復職しました。
2011年からはマラリア制圧のために、セレベス、パプア、アロール島などでマラリア医療支援活動を継続。また、エクアドルのアマゾンジャングルにある世界で最も生物多様性が高いヤスニ国立公園の自然保護活動や、ベトナム政府および国連機関とのベトナム農村での持続可能な観光に関する共同研究も実施しました。
2013年12月からセレベス島北端のバンカ島で中国企業による鉄鉱石開発からジュゴンを守る国際NPO[ジュゴン環太平洋ネットワーク]の創設準備。沖縄辺野古沖のジュゴンに関する基本情報を収集し、ジュゴン保護に関する研究を実施しました。
2019年3月、佛教大学社会学部を定年退職(同大学名誉教授)。 9月からインドネシア国立マタラム大学医学部客員教授として、ロンボク島でのマラリア撲滅のための社会貢献活動に尽力する予定です。

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