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【満田研究室ブログ】

佛教大学社会学部満田久義研究室通信

【コスタリカでは動物園閉鎖】

【コスタリカですべての動物園が閉鎖】 8月19日

Higher Perspectiveは、8月19日に【コスタリカでの動物園閉鎖】に関する記事を掲載した。最近の国際環境世論、とくに野生動物犯罪とか、イルカ保護を議論するうえで重要な示唆を与える情報である。関心を持って熟読してほしい。

”Costa Rica Is Shutting Down All Zoos And Freeing Every Animal In Captivity”
Costa Rica has announced that it will be the first country in the world to shut down its zoos and free the captive animals they hold. Costa Rica is an especially biodiverse country, holding about 4% of the world’s known species. Sadly, the country is contractually obligated to keep two of its zoos open for another decade. Still, after that, they plan to shut it down in favor of a cage-free habitat for the animals to live in.
Treehugger reports that the nation, which also recently banned hunting for sport, will close the last two zoos in the next 10 years and give the animals a more natural habitat in which to exist. They want to convey to the world that they respect and care for wild animals.
Environmental Minister René Castro says, “We are getting rid of the cages and reinforcing the idea of interacting with biodiversity in botanical parks in a natural way.”
We don’t want animals in captivity or enclosed in any way unless it is to rescue or save them.”
Any animals currently in captivity that would not survive in the wild will be cared for in rescue centers and wildlife sanctuaries. No new zoos will be opened.
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コスタリカは、世界で初めて国内にあるすべての動物園を閉鎖し、監禁されていた動物たちを解放することを決定しました。同国は、特に生物多様性が豊かな国といわれ、地球上で認識されている動物種の約4%が生息しています。悲しいことですが、コスタリカでは動物保護が法的に義務づけていたにもかかわらず、動物園が10年にわたってオープンし続けてきた。そしてついに、2つの国立動物園が動物たちをケージから放つために閉園される。

Tree Hugger誌によると、『最近、スポーツ狩猟も禁止したこの国では、今後10年で動物園を閉鎖し、動物たちを本来あるべき自然な生息地へ戻します。コスタリカのこのような動きは、「人類が野生動物を尊重し、保護するような世界へと変化していくことを目指している」と報告している。

同環境大臣のRené Castro氏は、「動物園のケージを取り払い、植物園も自然なやり方で、生物多様性思想を高めます。動物を監禁したり、囲い込みません。そうではなく、彼らを救援、保護します」と述べている。

人間が飼育したいかなる動物も、直ぐに野生に帰すことはできない。救援センターや野生保護区で世話がなされます。

今後、新しい動物園がオープンすることはありえない。
(訳 満田久義)
コスタリカを知る
コスタリカは、①エコツーリズム発祥の国だけではなく、②平和憲法や永世中立国、③軍事よりも福祉・教育・環境を重視する中米の小国です。国連平和大学(1980年)が設立されており、近日中に訪問したいものです。
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  1. 2015/09/08(火) 12:11:02|
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佛教大学社会学部満田研究室

Author:佛教大学社会学部満田研究室
【本ブログの休止と新ブログ『マラリア通信(仮称)』のお知らせ】
満田研究室ブログは、2009年満田教授の海外研修の時、満田ゼミ生との情報交流のために開設された海外通信ブログ。インドネシアのマラリア制圧に関する情報からエコツアー、原発、感染症パンデミックなどのホットな話題をブログ形式でお送りしてきました。
満田教授は、2009年4月から半年間のドイツ・オスナブリュック大学日本研究所とイ ンドネシア国立マタラム大学医学部での海外研修から帰国。さらに10月から3月までの京都大学大学院経済学研究科での研究員生活を終え、2010年4月からは佛教大学社会学部公共政策学科教授に復職しました。
2011年からはマラリア制圧のために、セレベス、パプア、アロール島などでマラリア医療支援活動を継続。また、エクアドルのアマゾンジャングルにある世界で最も生物多様性が高いヤスニ国立公園の自然保護活動や、ベトナム政府および国連機関とのベトナム農村での持続可能な観光に関する共同研究も実施しました。
2013年12月からセレベス島北端のバンカ島で中国企業による鉄鉱石開発からジュゴンを守る国際NPO[ジュゴン環太平洋ネットワーク]の創設準備。沖縄辺野古沖のジュゴンに関する基本情報を収集し、ジュゴン保護に関する研究を実施しました。
2019年3月、佛教大学社会学部を定年退職(同大学名誉教授)。 9月からインドネシア国立マタラム大学医学部客員教授として、ロンボク島でのマラリア撲滅のための社会貢献活動に尽力する予定です。

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